2012年4月3日が過ぎました。
私が、この子宮体がんというがんを告知されたのは、2007年の4月3日でした。
(過去記事にも書いてありますが)
告知から、丸5年が過ぎました。
今年の8月22日が来れば、手術から丸5年経過となります。
いままで、いろいろな事がありました。
当時、私を支えてくれた最愛の母は、現在、自らがくも膜下出血という大病をし、一人では何も出来ない重度障害となり、私が支える側になりました。
5年間(増殖症時代を含めると5年以上)、このブログで、いろんなことを書いて公開してきて、いろんな人たちに出会いました。
つい最近も、叱り飛ばしてしまった(苦笑)方もいらっしゃいましたけども;;;、本当にいつもキツイ言葉とか多くて、優しくなくてごめんなさい。
つらい時に、優しくして欲しいとすがりに来たところに、更に厳しいこと言ってしまって、ごめんなさい。
でも、このブログ始めた時から、このスタンスはずっと変わらない。
自分の力で立つということ。
最終的にどんなことがあっても、自分で死ぬ気で考えて自分でいっぱい悩んで、泣いてわめいてもいいから、自分の足で最後は立ち上がって、自分で全てを決断する勇気を持って欲しいということ。
自分の人生なんだもの。自分がどうしたいかを一番に優先して欲しいのです。
家族とか周りの人から何を言われたからって、そう簡単に自分は変えられないでしょ。
だから、自分で変われ、ということ。
人のせいにしない、環境のせいにしない。
自分の中に原因があって病気になったのならば、自分がそれを変えようとしない限りはそのままだ、ということ。
(先天性の理由の場合はまた異なりますから、それは除外してください。)
極論を言ってしまえば、「悩める」って幸せなこと。
悩む間もないまま、手術しなくちゃ駄目って言われる人もいる病気。
そして、あまり数は多くないとは言われてるけど、この病気で亡くなってしまう人がいる現実。
頚がんに比べれは発症率は少ないかも知れない。
でも年々、確実に若年性を含めてなる確率の高い、子宮体がん。
その予備軍にあたる可能性のある増殖症という病気。
国に働きかけてもなかなか受け入れられない(大人数を救うことを国は考えるから)。
だからこそ、経験者の方は声を上げてもらいたい、この病気。
経験した方は、勇気を出して、周りの人に啓発活動をしてもらいたいと私は思います。
告知から5年経ち、手術を受けてもうすぐ5年になる私。
そろそろ役目は終えても良いのかな? と思ってます。
とりあえず、まだこの先どうするかは具体的には考えていませんが…。
私より何年も先輩の友だちが言った。
「私は運が良かっただけだ」と。
病気になって、今でも生きていられるのは、運が良かったんだと。
私もそう思う。
だから、つらいこともたくさんあるけど(子供産めないとかetc)、生きなくちゃ。
生かされた「生」を生きなくちゃ。
病気が判ったばかりの頃の私を支えてくれた皆さんに感謝。
今、私を支えてくれる皆さんに感謝。
生きていることに感謝。
今、たたかっている皆さんに、心からのエールを。。。
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