紹介状
母と相談して、これからお世話になる新たな病院を決めた。
今まで通院していた個人病院の近くの総合病院にした。
そして今日、総合病院への紹介状を書いてもらうために、個人病院へ。
午前中に行ったので、院長先生の外来に回された。
(院長先生は午前中しか外来は担当していない)
院長先生が他の患者さんの内診に出ている間、私は、机の上に置かれた自分のカルテファイルを見つめていた。
そこに、この間の内膜の検査結果の紙が貼られていた。
小さい字体だったけど、何とか読み取れた文字には、
「1gの内膜を検査した」
「(英文の羅列) grade I だと思われるので、要相談の上~」…
やっぱりがんなんだな、と、改めて思った。
グレードまで表示されてるし。
院長先生はその紙と、過去に行った細胞診(クラスIII)の結果等を遡り、
「わかりました。お申し出の通り、総合病院に紹介状を書きますからね。外来の申し込みもして、予約もこちらで取るからね。大丈夫だよ」
と優しく言ってくれた。
私は紹介状を書いていただいたら、すぐにでも総合病院に向かう気でいたんだけど、その紹介状がすぐに出来ない上に、総合病院でもすぐには診てもらえないとのこと。
「命に関わるようなことならすぐに診てもらえるけれどもね、あなたの場合はそうじゃないから、予約診療で大丈夫だから」
…命に関わることじゃない、か。
何だか院長先生の言葉が薄っぺらく思えてしまった。
その後の看護師さんの話だと、もしかしたらすぐ紹介状が出るかも知れないとのことだったので、ロビーで待っていたんだけど、どうも外来が混み合っているため無理とのことで、明日の朝一で病院に取りに行かなければならない羽目になった。
そして総合病院の予約は、明日の昼12時半と決まった。
中途半端に3時間も空き時間が出来ちゃったじゃないか(苦笑。
とりあえず、この個人病院での診療も、今日が最後になった。
去年の夏から9ヶ月間、お世話になった。
やっぱり地元でも大き目の産婦人科病院だけあって、いつ行っても混んでいて、私みたいな患者より、当然妊婦さんが大量に来ていて。子どももたくさん来てて。
…それなりの対応だったなぁって今になってみると思う。
親切だけど、大勢に対しての親切であって、個人間じゃない。
きっと今度行く総合病院なんて、もっと大勢のうちの1人って感じの対応なんだろうな。。
明日からどんなことが待っているんだろうね。。
「04-子宮内膜増殖症」カテゴリの記事
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コメント
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56才の主婦です。
子宮内膜増殖症の診断がくだり、黄体ホルモンの服用で、生理の誘発を繰り返ししています。
このまま、近いか長いか分かりませんが、子宮体癌になる可能性もあると言われました。
どんなもので予防出来て、出来るだけ癌にならない方法を模索しているところです。
糖尿病境界型の人に多いと言われました。
黄体ホルモンは、乳がんにも成りやすくダブルパンチの気持ちです。
色々見て認識を沢山持って病気に負けない生き方が出来れば良いと思っています。
どうぞ、よろしくお願い致します。
投稿: 濱さん | 2012年8月11日 (土曜日) 19:04
はじめまして。
私のブログにアクセスくださり、コメントをいただきまして、ありがとうございます。
メールフォームからもメールが送られてきておりましたが(重ねてありがとうございます)、こちらで返信させていただくことにいたします。
また、本名(ですよね、おそらく)でのコメント記載がされていましたので、メールのお名前でコメントを再編集させていただきましたこと、ご了承下さい。
(今後は本名でなく、ニックネーム的なものをご記入いただけたらと思います。よろしくお願いします。)
子宮内膜増殖症の診断を受けた、とのことでしたね。
体がんになる可能性があると言われたとのことですので、異型あるいは複雑型の増殖症ですね。
まずは、突然病気診断されて、毎月ホルモン剤を飲まなければいけなくなり、いろいろな検査も受けなければならなくなり、何よりとてもつらくショックだったと思います。
私も同じ道をたどり、結局、体がんになり、手術をして、子宮と卵巣を取りました。
今、濱さんは、メールに書いていらっしゃいましたが、ダイエットを頑張られているとのこと、凄いですね!
ブログにも書いてますが、脂肪からは女性ホルモンと似たような働きをする物質が分泌されているらしいので、脂肪を減らすことが一番いいことのようです。
(先天性のホルモン異常の場合を除く)
確かに、黄体ホルモン剤は、病気治療以外にも、いろいろな副作用があったり、おっしゃるとおり乳がんの原因にもなりかねないリスクを伴います。
でも、何度もブログで書いてきましたが、不安に襲われそうになったら、そうなった時(例えば乳がんになってしまったら)に考えるように
しましょう、と私はうったえています。
先のことは、医師にも濱さんにも誰にもわからないのです…。乳がんになるかもしれない、逆に「ならないで済む」道もあるのではないでしょうか?
それに、治療にしっかり専念していれば、何か異変があってもすぐに見つけられる(対処が取れる)と思いますし、その為の検査も行っているはずです(血液検査とか)。
今は、濱さんが出来ることを精一杯やって、どうか体がんにならないよう、増殖症を治すことに一生懸命頑張っていただけたらと願っています。
濱さんよりずっと年下な者が生意気言いましたが;、濱さんのご快復を心よりお祈りしております。
どうか治療、頑張って下さいね。
投稿: 藍琉@管理人 | 2012年8月16日 (木曜日) 23:52