Message…ようこそ!(はじめにお読みください。)
私(藍琉)のブログにアクセスくださり、ありがとうございます。
このブログは、「子宮内膜増殖症」という病気から、「子宮体がん」へ移行した、私の闘病記録です。
このブログにアクセスくださった方へ、この2つの病気のことや最初に伝えたいことなどを、この記事に書きました。良かったら、読んでみてください。
コメントをする際にも、一度こちらの記事を読んでいただけるとうれしく思います。よろしくお願いいたします。
また、現在、入院中の母の看病のため、コメント返信・メール返信等に時間がかかる場合があります。ご了承下さいますようお願いいたします。
携帯電話からアクセスされる方へ:
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また「厳選記事(携帯電話で閲覧の方へ)」カテゴリーの記事は、必ず目を通して下さい。よろしくお願いいたします。
2011年4月11日:「ブログについての注意」を改訂しました。ご一読下さい。
「子宮内膜増殖症」について
「子宮内膜増殖症」とは、子宮内膜に異常に厚みが増す病気です。
子宮内膜とは、受精後の卵が着床する、いわば赤ちゃんのベッドの役割をする部分です。毎月定期的に起こる月経(生理)で剥離されて出血と共に新しく生まれ変わります。
ですが、増殖症になると、この剥離がなかなか行われず、どんどん増殖し続けます。
また、剥離が起こった時は大量出血するようになります。塊のようなものがたくさん出る事もあります。
月経がだらだらと続いたり、止まらなかったり、月経期間外でも不正出血やおりものに血が混じる等の症状が見られます。
原因は、2種類ある女性ホルモンの1つ『エストロゲン』の異常分泌によるものといわれています。
この「子宮内膜増殖症」は主に3つのタイプがあります。
単純型、異型、複雑型の3つで、その中に「異型」が入った場合、病気がすすむと「子宮体がん」に繋がるリスクが高いと言われています。
閉経した方も、突然不正出血が起こったりしたら、要注意です。
通常、閉経後は内膜形成等の活動も停止するのが普通ですが、エストロゲン異常により活動が再開される場合があるのです。「子宮内膜増殖症」の治療
ホルモン剤を服用しながら内膜の経過観察をしていくものや、更に強い黄体ホルモン剤を服用しながら子宮内膜掻爬術を併用していくもの、既にお子さんが居たりする方や、他の子宮の病気と合併したりしている場合、高齢の方は、子宮全摘手術も行われることがあります。
「子宮体がん」について
「子宮体がん」とは、子宮内膜が「がん化」する病気です。
別名、内膜がんとも言われています。増殖した内膜ががんになります。
そのままにしておくと内膜から子宮の本体までがんが拡がる(浸潤といいます)し、そこから全身に転移します。
子宮がんには2種類あり、内膜ががん化するのを体がん、子宮口付近にがんができるのを子宮頸(けい)がんといいます。
子宮頸がんは、ウイルス(ヒトパピロマウイルス)が原因で発症するものです。体がんとは基本的に発症システムが異なります。
また、頚がんは、性交渉前にワクチンを接種する事で、ほぼ100%予防できるがんです。
2種類の子宮がんとも、早期発見すれば、かなりの確率で治すことができます。
体がんの症状は、増殖症時とほぼ似ています。
初期は痛みなどは全くありません。だから気づかないうちに進行してしまうことがあるようです。
「子宮体がん」の治療
基本的に、子宮摘出(卵巣も摘出する場合が多い)手術を受けることでしか、根治治療法はありません。
ただし、将来お子さんを産みたい方や、独身の方(子どもが居ない方)の、初期の類内膜がんのみ、黄体ホルモン剤服用の治療法があります。
しかし、あくまでも根治治療は手術のみが現状です。
管理人について
私は、「子宮内膜異型増殖症」から、「子宮体がん」へ移行しました。
最初、このブログを開設した時は「増殖症」について書いていましたので、最初の記事の殆どが「増殖症」カテゴリに入っています。
2007年4月から、「子宮体がん」の治療の経過を記しています。
今、現在、健康な女性の皆さんへ伝えたいこと。
まず「かかりつけの婦人科」を持ってください。
そして、20歳を過ぎたら、子宮頚がんのみならず、体がんの検査を受けることを強くおすすめしたいと思います。
私のように、独身で子どももいないうちに体がんになり、子宮と卵巣を無くしてしまうと、子どもが産めなくなります。
同じ思いをする女性を少なくしたいという願いから、かかりつけの婦人科を持ち、がん検診を受けて欲しいと強くすすめています。
30代、40代以上の女性の方も、閉経後の方も、がん検診は必ず受けて欲しいと思います。日本も食生活の変化により増殖症になる確率が年々上がっており、年齢に関係なく体がんになる方が増えています(若年性体がん)。
注意して欲しいのが、行政や健康診断のがん検診では体がん検診がない所があります。その場合、自分で申し込み、あるいは病院へ行って行うしかありません。
『体がん検査』は痛い?
嘘はいけないので正直に書きますが痛いです。(ここを参照)
検査の前に行う診察(内診)で、内膜に異常な厚みが見られない場合、受けずに済むこともあります。
また、毎月きちんと月経がある方も検査をパスできる可能性があります。
でもちゃんと受けて欲しいです。特に閉経後の方は要注意です。
また、頚がん検査はほとんど痛みはありません。男性の方へ
奥様や恋人、ご家族・親戚内の女性の方(おばあさま、お母さま、お姉さん、妹さん、そして娘さんなど)がご健在なら、是非その方々のためにも、上記に書いたことをすすめていただきたいと思います。
これから奥様や恋人を持つという方も、上記のことを覚えておいて、是非その時が来たら気にかけてあげて欲しいです。
最後に、私と同じ病気で頑張っていらっしゃる方へ。
私も同じ事を言われて励まされました。だから、書きます。
「あなたはひとりじゃない。一緒に頑張ろうね!」
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ブログについてのご注意:
これだけは本当にお願いします。↓
一度ブログ内の記事をお読みいただいてから、コメント・メール等を送信してください。
いろいろな不安を抱えてこのブログへたどり着く方…お気持ちは本当によくわかります。
わかるからこそ、私はそんな方へ向けての記事もいろいろと書いています。
まずは落ち着いて、ブログの記事を読む事で、この病気と、私の経緯と、私の想いを知ってください。どうかお願いします。コメント・メールフォーム・掲示板に書き込みする際に気をつけていただきたいこと。
1. いただいたコメントは管理人の認証後にブログへ公開されるシステムです。
コメントは、管理人が一度目を通させていただきます。内容によっては編集を行う場合があります(個人情報が書き込まれている場合や、改行が入ってない場合など)。
また、管理人の都合上、ブログへの公開が遅れることがあります。ご了承ください。ブログ・掲示板上に公開されたくない・管理人だけに読んで欲しいコメントをしたい場合は、コメント内に非公開希望と入れてください。
非公開希望コメントに対しては、新しく記事を書いたら、最後に管理人よりレスを返す形式を取ります。
また、メールフォームよりメールを送信する方法や、twitterでダイレクトメッセージを送信する方法もあります。
管理人のtwitterアカウントは @airu0822 です。
※twitterで私宛にメッセージをツイートする場合、極力@送信を使わず、d(ダイレクトメッセージ)を使うようにして下さい。
尚、ダイレクトメッセージは、相互フォロー状態にならないと送信できません。まずは、管理人のアカウントをフォロー後、管理人からのリフォローをお待ち下さい。相互フォロー状態になったら、ダイレクトメッセージを送信するようにして下さい。お願いいたします。
メールフォームからメールを送信する場合、返信が欲しい方は、メールアドレスの記入を間違えないようにしてください。
また、セキュリティーで受信アドレス制限をかけている方は、【to.707.to】を受信許可として登録してください。
2. コメントする際、細胞診等の表記ではローマ数字記号を使わないでください。
ローマ数字を使うと、正常に表示されず(文字化けといいます)、読めなくなってしまいます。
細胞診等のクラス表示は、数字を用いるか、アルファベットの I <アイ> を並べてください(クラス3なら、I を3つ並べて、III、4なら IV ←アルファベットの I と V <ブイ>を並べてます)。
他にも、記号をそのまま使うと文字化けしたりすることがありますので(○のついた数字・単位等)、記号を使用する際はお気をつけ下さい。
3. 過剰な顔文字やギャル文字等、読む人が困る・不快になるような表現はお控えください。
4. 一度使った名前と違う名前を使って何度も投稿したりすることや、ブログ荒らし・他の方に配慮できないコメントはご遠慮ください。
5. 医師が答えるべき内容の質問等にはお答えできません。
管理人は一患者の立場でこのブログを開設しています。医師ではありません。
病気に関する専門的な治療法や対処法、病院の紹介等のご依頼にはお答えできません。またそのような質問はご遠慮下さいますようお願いいたします。
症状については、あなたの主治医に直接お尋ねになって下さい。
6. コメントを書き込めるような記事がない場合や、どこに書いて良いか判らない場合は、ゲストブック(掲示板)をご利用ください。尚、掲示板に書き込む際にも、こちらのお願いを一度ご一読ください。
7. コメントや掲示板への書き込みは、適度な所で改行を入れてください。
改行をせず一行にばーっと書かれると、読みづらい・見づらいものになってしまいます。
特に携帯電話を使用している方に多く見られます。コメントする際は「改行キー」を使用して適度に改行を入れるようにしてください。
「改行キー」については、お手持ちの取扱説明書をご覧ください。
8. 個人情報は書き込まないでください。また、管理人の個人情報(住所・通っている病院等)はここではいっさい公表しませんので、問い合わせはご遠慮ください。
9. いわゆる、『過度な』“日記コメント”や“愚痴コメント”は、申し訳ありませんがご遠慮ください。
日記や愚痴は、個人でブログを開設し、そちらで書くようにしてください。
申し訳ありませんが、私はあなたのカウンセラーではありません。
苦しい時だけ頼ってきてそれっきり…私はそのようなコミュニケーションは求めていません。ご了承下さい。
10. 管理人がコメントを受け付けない設定をした記事に対して、他の記事にその記事のコメントをつけたりしないでください。
コメントが記入出来ないようになっている時は、コメントは要らないという意味です。
他の記事のコメントに該当記事のコメントがあった場合は、申し訳ありませんが削除させていただきます。
また違う記事に他の記事のコメントをする事もできるだけお控えくだるようお願いいたします。
11. 管理人やここに来る方には、それぞれの事情があります。
コメントやメールをする前に一度書いたものを読み直してください。
他の人が自分の書いたものを読んだらどう思うか考えて、大丈夫と思ったら、送信してください。
これはこのブログ内だけではなく、他サイトや他ブログでも同じことがいえます。他サイト管理者やそこに出入りする方々の迷惑にならないよう、情報収集・コメント投稿等していただきたいと思います。
あなたも「患者」ですが、サイト管理者やブログ管理者も「患者」です。見ている人たちにも「患者」さんはたくさんいます。どうかそれを忘れないでください。
12. このブログに書いてあることは、管理人の体験記であり、私に起こった事と同じような事があなたに起こるとは限りません。
「私も管理人(藍琉)のようになってしまうのだろうか」と、自分の身に私の病状を置き換え、必要以上に怖がったり、不安に思ったりしないでください。
一番大事なのは、自分の力で病気に立ち向かうことだと私は思います。
どうかこのブログや他の同じ病気の方のHPを見て、それを力に変えて頑張ってください。応援しています。^^
初版 2007年4月7日
加筆・修正 2011年5月12日
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