「独り」ということについて。
先日、このブログを見て下さった方から、メールフォームよりメールをいただきました。
が、お返事を書こうとしたら、メールアドレスが書いてなくて、送れませんでした。
なので…ちょっといつもと違う、私の個人的な想いを記事にして、お返事の代わりに掲載することにしました。
テーマは、独身で、恋人も居ない私の、将来のことです。
いつも人には、”ポジティブに! 前向きに!”と叫んでいる私ですが、それは病気に関することばかりであって、このテーマに対しては…私自身、かなり後ろ向きだったりします。
過去の記事中には何度か書いたことがありますが、こうしてこれだけのために記事を書いたことは、そんなにありませんでしたね。
元々私は、縦にも横にも大きい体格のせいもありますが、この手の分野にはあまり縁がない女でした。
人間は外見より中身だ、とよく言いますが、それは私から見たら大方ハズレ。だいたい外見で決まってしまうものです。
もちろん、内面からにじみ出るものがあるのは知ってますが、それを抜きにしても、やっぱり人は外見で決まると思っています。
だから、私のように容姿が悪い女は、現実問題、相手にされる確率が物凄く低い。故に、この手の分野において、私は全く期待も何もしておらず、この病気になる前も、「結婚も出産も無理だしどうせしない」と思っていました。
あ、言っておきますが、私自身は人の外見は全く気にしません。自分が気にされるから、人にはしない主義です。だからイケメンが好きとかそういうのは全くありませんよ、念のため(笑。第一私は人の外見で人を好きになることはないですから。
あ、好き、という事が出てきましたので…
もちろん、こんな私ですが、恋愛はしたことあります。
過去には、結婚しようとしていた人も居ました。
遙か昔の話ですが。
物好きな方もいらっしゃるようで(笑。
が、これらは全て、病気になる前の話です。
元々「私には縁がない」と思っていた分野です、病気になって、健康な女性なら誰もがあるべき「もの」をなくしたこの「ハンデ」を背負い、愛する人の子どもを産めない・子孫を残せない現実を背負った今、ますます私は「縁がない」と思うようになりました。
もともとそれに対して夢をあまり持ってなく、そして私が現実主義ということが、余計に拍車をかけていると思います。
□■□人気ブログランキングに参加中♪□■□
何度かブログの中にも書きました。
「手術しても、その後、結婚した人だって居る」という事実を。
私の身近にも、その方は卵巣関係の病気でしたが、摘出後に結婚された人が居ます。
それはそれで、事実として受け止めてはいます。
そしてこういう話をすると、必ずといって良いほど、友人や知人たちは、
「自分の未来なんてわからないでしょう? 明日のことさえわからないんだよ? 男にも子どもが嫌いな人だって居るんだし。そうじゃなくても、いつどうなるかわからないでしょ? それに結婚すれば、ずっと夫婦2人でラブラブで居られるし良いじゃない。諦めちゃ駄目だよ!」
と言ってきます。
(大概、既婚の子持ちの方が言います。(それ以外もですが))
私のことを思って、精一杯励ましてくれていると思います。
思いますが…ごめんなさい…言葉汚いですが、正直、ウザいです。
あなたたちに、私と同じ条件が背負えるのか?
子ども嫌いな人が全体の何パーセント居る?
もし出会っても病気のことを打ち明けることが出来る?
他にも書ききれませんが…一瞬キレたくなります…本当に。
私だってキレることくらいあるんですよ(苦笑。
それに…新しい恋を探す、ということも考えなくなりました。
探したところで…何になるんだろう、と。
だからって過去にしがみついてる訳ではありませんが。
もう何年前になるのかな?
こっぴどくフラれてから、恋というものは、もうずっとしていません。
…ここまで読んで、「暗いな~」と思った方は、読むのをやめた方が無難です(笑。
というわけで、今の私は、恋をする気も結婚する気も、あんまりありません。
前出の、「術後に結婚した人」の中には、自分から努力して出会いを求めたりされた方がいたようですが、私は全くしてませんので、未だに独りなのは当たり前なのかもしれません(笑。
ここにこられる方は、圧倒的に既婚の方が多いですが、「旦那様」という支えを持っているということ自体、私にとっては少しだけ羨ましく思うことがあります。
私の支えは「家族」だけだし、自分で自分を支えるしかないですからね。
それがたとえ「支えにならない人」だったとしても、その存在自体を持っていることが、少し羨ましいです。
支えが欲しいかというと話は全然違うので、誤解しないで下さいね。
…このまま終わると暗いままなので、最後に、私なりの考えを。
…メールをくださった方へ。ありがとうございました。
やっぱり「縁」というものはあると思います。
それを掴むのも手放すのも、自分次第だと思います。
自分がどうしても欲しいと思ったら、捜してでも掴み取るべきだし、そうじゃないなら、欲しいと思うまで待つか、運を天に任せるか、欲しがらないと決めるかです。
あなたは泣いてしまったのだから、本当は、欲しいんですか?
意外と身近に居るというのは本当かも知れません。
もう一度まわりを見てみるのも良いかもしれません。
見つからなかったら、捜しに行ってみるのも悪くないと思います。
私たち独身女は、自分で自分を支え、頑張るしかないんです。
(↑注:既婚の人が頑張ってないといっている訳では決してありません!)
幸せになりたいなら、自分から動くべきでしょう。
私は、捜しません。
運を天に任す、あるいは、欲しがるのをやめた身です。
そして、別の生き方を選ぶと思います。独りで生きていく道です。
少なくても2009年1月28日の時点での私はこう思っています。
過去にも書いたけど、無意識の力は存在すると思います。
私は願ってないからこうですが、願い続ければ叶うかも知れません。
嘘だと思うかも知れないですが、無意識への刷り込み力は偉大です。
口調がかたすぎますが、こんなのでお返事になっていますか?
…お腹の痛み、どうか、お大事になさって下さい。
この先、何か改善策が見つかることを願っています。
あなたと同じように、独りの自分を不安に思い、心の中で泣いている患者さんは、きっとたくさんいます。
あなただけじゃないです。ひとりじゃないですよ。
泣いてもいいですが、泣いた後は、すこしずつ笑ってください。
あなたの歌声に支えられている、皆さんのために。
あなた自身のためにも。
…この記事はコメント可能としますが、メールを下さった方本人様は、コメントではなく、何かありましたらまたメールフォームからメールして下さい。メールアドレスの有無はお任せします(笑。
こんな駄文にここまでおつきあい下さった皆様、ありがとうございました。
□■□人気ブログランキングに参加中♪□■□
| 固定リンク
「ひとりごと・つぶやき」カテゴリの記事
- 2年前の夏…。(2009.08.19)
- 今、不安を抱えている人へ。(2009.03.24)
- 「独り」ということについて。(2009.01.28)
- 悲劇の主人公のままでいるのか、それとも、勇気を出して立ち上がるのか?(2009.01.17)
- 再掲:今、病気になった人に伝えたいこと。(2008.12.07)



コメント
いつも勉強させてもらってます。
いっしょにあるこうは本当に素晴らしいと思います。
ただ、メールくださった方がどのような内容なのか分からないので間違ってるかもしれませんが・・ウザいは・・・
私にはよく分かりません。
投稿: レイジ | 2009年1月28日 (水曜日) 19:28
はじめまして。
子宮体ガンでヒスロン3か月と10日目です。
3か月目で私にはヒスロンが効かないということがわかり手術を強く勧められていてそれでももう1ヶ月服用お願いして服用しています。でももう自分の中では手術決意しています。
私も独身で彼氏もなしです。これからもできる予定はありそうにありません。
考えていることや思っていることが自分と共通することが多くすごくわかるわかる~と思い気持ちが楽になりました。
私の病気を知っているのは母一人なので、誰にも相談とかできなくてご迷惑でしょうがコメントさせて頂きました。読んで頂いてありがとうございます。
投稿: ダヤン | 2009年1月29日 (木曜日) 00:48
>>レイジ さま
レイジさん、こんにちは。
コメントをいただき、ありがとうございます。
いつもブログを見て下さってありがとうございます。
えっと、私の解釈が間違いでしたら申し訳ないのですが、私が書いた”ウザい”という言葉は、この記事中に登場している「メールを下さった方」へ向けて言っているのではないですよ?
彼女はあくまでも、この記事を書くにあたって、ある意味「ネタ」を投じてくれただけに過ぎません。
そして私がウザいと言っているのは、私の周りにいる一部の人たちに対してです。
それから、もう一つの解釈ですが、その一部の友人たちはせっかく藍琉を心配して言っているのに”ウザい”はないだろう? という風にお思いでしたら…確かにその通りだと思います。
私も、友人たちが私を元気づけようとそう言ってくれているのは十分解っています。
ありがたいことだとも思っているんです。
でも同時にやっぱり、”あなたたちには私の本当の気持ちなんて判らないよ”という思いもあるのが事実です。
もし、レイジさんが、例えば子どもが出来ないような身体だったとして、レイジさんに好きな女性が居るとしたら、病気のことを考えず、その女性のことなどの後先も考えず、恋愛に飛び込めますか?
もし飛び込めるとするなら、素晴らしいと思います、前向きで。
それが、私には出来そうもない、と書いてます。
このように、出来そうにもないことを、いかにも「あなたにも出来るよ!」と軽く言われると、私も人間が出来ている訳ではないので、「大きなお世話、その話題に関しては放っておいて」と思ってしまうのです。
そういう意味での”ウザい”です。
なお、この2つの解釈のどれもあてはまらないという場合は…すいません、見当違いな説明をしてしまいました;。その場合はまたわからないと言って下さい。
投稿: 藍琉@管理人 | 2009年1月29日 (木曜日) 04:59
>>ダヤン さま
ダヤンさん、初めまして!
ブログにアクセス下さり、コメントもいただいて、ありがとうございます。^^
ダヤンさんは、3ヶ月前に体がんを告知されて、今はヒスロンHを服用中とのことですね。
何だか私と経緯が似ていますね…薬が効かなかった→手術かも? という流れが…。
独身で、支えてくれる人が母一人、というのも同じです。
薬が効いていないと聞いた時…ダヤンさんも相当ショックだったと思います。お辛かったと思います…。
最後までどうなるかわからないからという希望を持って、1ヶ月ホルモン剤を飲んで下さいね。
私も半分以上は手術に向いていましたが、最後の1ヶ月は必死でがんが消えることを願っていましたから…。
コメントが迷惑なんてことはありませんよ、こちらこそこんな記事を読んで下さってありがとうございます。
私は彼氏を作る気はほとんどありませんが…ダヤンさんは”できそうにない”と書いていますね。
未来はどうなるか判らない…確かにそうですが、できそうにないと思う位、私たちの自由ですよね(苦笑。
これからダヤンさんがどういう道を辿るかはわかりませんが、ダヤンさんの納得のいく治療を受けられること、そしてご快復をお祈りしています。
ダヤンさんはひとりじゃありませんよ。
一緒に頑張っていきましょう!
投稿: 藍琉@管理人 | 2009年1月29日 (木曜日) 05:17
他人は励ましているつもりでも
こちらが傷つく事ってけっこうありますね(>_<)
私は人を傷付けたくないので
思っている事が言えずに
心が消化不良になるタイプです。
(ネット社会では…違うかも(^^ゞアハッ)
結局他人は他人だし。
ひとりひとり考えも違いますしね。
私自身としては…
子宮体癌以外の病気で手術入院した時に
結婚相手を見つけたのですが
夫は病気についても理解してくれたから
ありがたかったです。
完治する病気ならいいですが
私達の病気って
『一生お付き合いしていく病気』ですから
病気も自分の一個性としてみてくれないと
やっていけませんよね。
私は子宮体癌患者なので
どんなに望んでも子どもは産めませんが
藍琉さんのおっしゃるような
“自分で縁を探して掴み取った”人間ですので
『自分の行動力に惚れる!』と
自画自賛しています。
投稿: こはる | 2009年1月29日 (木曜日) 16:33
>>こはる さま
こはるさん、こんにちは。
コメントをいただき、ありがとうございます^^
こはるさんの言うとおり、一人一人は違うし、所詮は他人…ですよね;。
人を励ましているつもりでも、望んでない言葉を言ってしまって後悔する…私にも経験はありますしね…。
言葉って本当に難しいです。その殆どが”言い回し”や”言い方”で決まってしまいますからね。
でも、こはるさんの、”相手を傷つけたくないから思いを言わずに居て自分が消化不良になる”というのも、読んでいて、”ちょっとストレスが溜まりそうで心配だなぁ”と勝手に思ってしまいました;。
こはるさんが何かを言うことで(それがあえて厳しい事だとしても)、相手のためになるようなことなら、言ってみるのも良いと思いますよ?
大きなお世話かも知れませんが…言いたいことを言わずに溜めるのは、あまり精神的に良くないと思いますので…。
あ、逆に、ネットでは言わないと存在意義が無いですからね(爆。
こはるさんがご主人との縁を掴み取ったように、本当に心から欲しいと思うものならば、どんなことをしてでも私は手に入れる方が良いと思います。
でも、今の私はそこまで欲しいと思っていない…強がりでも何でもなく本当に思ってないので、友人たちには、ただ、その気持ちを受け止めて欲しかったですね…励ましは要らないんです。。
ご自分のその惚れ惚れ(笑)する行動力で掴み取った縁を、これからも大事にしていって下さいね^^
投稿: 藍琉@管理人 | 2009年2月 1日 (日曜日) 11:34
藍琉さん、こんにちは。
先日、無事に術後1ヶ月が過ぎました。いよいよ社会復帰です。ボケた頭にネジ巻いて頑張ります。
世間では、もうすぐバレンタインですね。私はチョコをあげたい人はいるけれど、彼氏はいません。(どうやらまた失恋したようです)
私も立派な横幅でして、生まれた時から健康優良児としか言いようがない体格です。
故に、恋愛は得意分野じゃないですが、懲りずにうっかり人を好きになっちゃったりします。
自分のブログにも書いているけど、恋愛や結婚に関してはハードル上がっちゃったなぁと思ってます。
が、恋はしていたいんです。
病気を言い訳にしたくないのかも…。(負けず嫌いな性格ゆえです)
子供が産めない事実は事実。それを告白したら去っていく人もいると思います。でも、事実は事実として、その分、中身と外身(←「外見」って意味ダケの事じゃなく)を自分自身で磨いていくしかないとも思うんです。
とはいえ、現実は厳しいかな…。でも、私は懲りないと思います(苦笑)
まぁ、恋愛至上主義じゃないですし、周りからやいのやいの言われたら私もウッゼ~って思っちゃいますよ。
投稿: くじら座 | 2009年2月 1日 (日曜日) 19:06
>>くじら座 さま
くじら座さん、こんにちは。
コメントをいただいて、ありがとうございます^^
くじら座さんも、術後1ヶ月を迎えましたね! おめでとうございます。^^
何事もなく過ごしてこられたようですので、本当に良かったです。
仕事復帰されるとのことですが、くれぐれも無理はなさらないように、適度に休みを入れながら、頑張って下さいね。
くじら座さんのように、病気を理由にしたくない、恋をいつもしていたい、というのは、良いことだと思いますよ。^^
よく言いますが、人を好きになるって、理由なんか無くて、気が付いたら好きだった、っていうのも、結構ありますもんね。
止められるものならいくらでも止めますが、止まらないことだってありますから…。
人は十人十色といいます。
その人がその人らしく生きていければ、私は一番だと思います。
くじら座さんが、恋をしていたいと思うのならば、その通りに生きていくべきです。
たとえ結婚のハードルがあがろうとも、去っていく人が居ても懲りない…負けない「強さ」を、くじら座さんのコメントから感じました。
強いですね。^^
自分の外見と中身を磨くこと…それをしなければいけないのは解っているのですが、私は半分以上諦めているために、そういう気持ちにはなかなかなれません(笑。
だから駄目なんだとも、解っています(笑。
でも、駄目でいいんです、私は。
くじら座さんの「うっぜーって思っちゃいますよ」の心境が、この記事です(笑。
私の生き方は、私が決める、ということです…。
P.S.:
お誕生日おめでとうございます。素敵な一年を過ごして下さいね。
投稿: 藍琉@管理人 | 2009年2月 2日 (月曜日) 16:50
う~む、ますます管理人さんのお気持ちがわかるような気がいたします。
ただ、幸い、私の周囲は、(歳も歳というのもあり)気休めのような励ましは無く、助かってます。
手術後、数日して、とてもヒドイ夢を見ました。どうやら私が原因で幾人もの美しい娘たちが殺されるような内容でした。その時、私の奥底に眠っているかのように横たわる「気持ち」をかいま見た気がしたのです。つまり、自身のせいで、自分の可能性をころしてしまったという投影のように思えました。
端から結婚や子供は望もうとしていなかったつもりの自分。しかし、色々と失う前と後では、明らかに大きく「違って」しまったものがあるという事。それは、無意識のうちに常に心を締め付けている。
ただ‥病気になって、楽しい嬉しい気持ちは、できるだけ臆病にならずに、丁寧に慈しみたいと思うようになりました。そういう気持ちができるだけ長く続いたら、それを幸せだと思いたいです。
投稿: ソルト | 2009年2月 2日 (月曜日) 23:53
>>ソルト さま
ソルトさん、こんばんは。
コメントをいただいて、ありがとうございます^^
ソルトさんは術後にそんな夢を見たんですか…。
…ある意味、ソルトさんの解釈は、当たっているのかも知れませんね。
少なくとも私は病気になる前、数々のSOSシグナルを無視してきました。だから、見方によっては自分の蒔いた種…それを刈り取らなければならなくなっただけのことなんだと思います。
はじめから持っている時と、それを失った時、やはり、失ってからその大切さに気付くことが多いですね。今更、遅すぎるんですが……。
人生これだけじゃないですもんね。
楽しめること、嬉しいこと、そういうことに時間をたくさん遣って、自分なりの幸せを掴んでいけば良いんですよね。
そういう時間を大切になさっているソルトさん、素敵だと思います。^^
投稿: 藍琉@管理人 | 2009年2月 3日 (火曜日) 02:22