術後定期検診20回目&二つ目の誕生日・4歳。
私が、子宮体がんになり、子宮と卵巣の摘出手術を受けてから、8月22日で、丸4年になりました。
もう、4年が経ちました。
4歳です^^
4年前、病室からずっと観ていた世界陸上が、今年も開催されています。。
世界陸上自体は2年に1度だけれど、何だかこの大会が、自分の中では特別な感じにいつも思います。
母の看病や面倒にかかりきりの生活なので、今年は特にお祝いも何にもせず、ケーキとかも食べず、22日は過ぎ去っていきました。
だけど、嬉しいです。
7月の終わりに、定期検診に行ってきました。
新しい先生にかわってから2回目。
前回おこなった血液検査、がん検査ともに異常なし、内診もパス出来ました。
8月で4年ということで、今3ヶ月毎に1回の検診が、次回以降から4~5ヶ月毎に1回というペースに変更することになりました。
4年で、やっと、です(笑。長かったな…。
この4年の間に、治療法も少しずつ変化しているようです。
体がんの根治治療は、あくまでも手術のみなのは変わりありませんが、私が診断を受けた頃に比べて放射線治療も進歩しているようで、事情があって手術が受けられない患者さんや、根治目的でない場合に使用される場合があり、効果を上げているそうです。
(NHKさんの「福祉ネットワーク」で紹介されました。)
相変わらず、年月が経っても、子どもが産めない事実や、子孫をのこせないつらさや、病気を理由にしていろんな事(恋愛・結婚等)から逃げてると身内から中傷を受けたり等々…内面はぐちゃぐちゃのままです。
妊娠・出産をテーマにした本や映画など、未だに、ちゃんと読んだり観たりすることも、出来ません(笑。
でも、これは一生付き合っていかなければいけない、心の傷です。
傷って言っても、悪いことばっかでなくて、病気とたたかう、病気と向き合う、病気と一緒に付き合っていく…そういう想いもある傷です。
治らない…治せない、傷。
身体の面では、右足の付け根部分のだるさ、右耳の耳鳴りが、たまに襲ってきます。
だけどそれ以外は何とか大丈夫です。
この夏、日本のあちこちで、いろんな人がいろんなものとたたかい、頑張っています。
同じ病気の仲間たちが、残念ながら、再発してしまって、がんだけでなく、抗がん剤ともたたかっています。
また、新たに体がんと診断されて、手術を受けた仲間たちも、必死に回復への道を目指してたたかっています。
私と同じように、術後の検診に通い続けて、後遺症とたたかっている人たちもいます。
体がんだけでなく、子宮内膜増殖症と診断された方も、一生懸命、たたかっています。
更新が少なくなっても、私の所には、コメントやメール等で不安を語る方々が次々に訪れます。
どうか皆さん、ひとりじゃないと思って下さい。
今この瞬間も、病気とたたかう仲間がたくさんいること、忘れないで下さい。
一緒に…頑張りましょう^^
以下は、メールを下さった方への返信を掲載しています。
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