術後21回目外来(定期検診)
追記あり。(2011/11/22)
10月21日、術後21回目となる定期検診に行ってきました。
診察の前に採血をするという順番に変わったので、先に採血室へ…。
が、機械のトラブルが発生したとかでだいぶ待たされる…。
大きい病院は、何もかも機械管理だから、それがストップしちゃうと全部動かなくなっちゃうんですよねぇ(困)。
更に、技師さんが居なくて人手が足りないのと、技師さんの中でも普通の注射針しか扱えない人と、点滴用の細い針も扱える人とが居るらしく…私の出にくい血管は当然後者じゃないと上手くいかず…;、更に時間がかかって、結局採血だけで1時間近く使ってしまいました(涙。
その後、診察となったのですが…またまた、だいぶ待たされました…。。
待合も、病気の方と、妊婦の方と、新生児検診の方と…ごちゃ混ぜ。
私の隣に座ったひとは妊婦さん…。
そして、その隣には、赤ちゃん抱えた新米ママ…。
話は次第に出産予定の話になって、隣に居るので嫌でも聞こえて来て…苦しくなって席を立ちました(苦笑。
わざわざ妊婦さん etc が少ないはずの曜日を選んで予約しているのに…意味ない。。
ホント、産婦人科って、摩訶不思議な科だよね。。
私の順番が呼ばれたのは、更に1時間半後くらい。
もうその頃には腫瘍マーカーの数値結果も出ていて、異常は見られなかった。
そして内診、ついでじゃないけど、そろそろ検診しておきましょうと担当医に言われて、がん検査も行う;。
お医者さんの腕によって、ホントに千差万別なのよね;。この先生は少々痛い;。
エコー画像も問題は見られないとのことで、ホッとした。
「だいぶ、薄くなりましたね、傷~。」
と、いきなり術創の話を振られ…確かに1年経った頃の真っ茶色な傷痕に比べたら、かなり薄くなった気がする。
私の少し前に術後2年になった方を診察したらしいけど、その方と比べるとだいぶ薄いですね~って、先生は言ってた。
確実に時間は経っていて、傷痕も過去のものになってるんだ。。
薄くはなってもなくなりはしないから、それはしょうがない。勲章だからね(笑。
最後にもう一度診察室へ戻り、次の予約を決めた。
結局、1ヶ月延びただけの、4ヶ月後にまた受診予約。
でも、年4回と年3回とでは、1回減っただけでも違うなと思う。
さぁ、あと1年、頑張るよ♪
以下「続きを読む」に、メールフォームよりメールを頂いた方へ、返信を追加しました。(2011/11/22)
メールフォームよりメールを下さった、minatoさまへ。
minatoさん、こんにちは。
再び、メールをいただいて、ありがとうございました。
またこのような形で返信させていただきます。
また、返信が遅くなりましたこと、申し訳ありませんでした。
「当たり前」のことが本当はいちばん幸せなことだ、ということに、それを少しでも無くしてからでないと気づけないことが多いですよね。
病気になって、初めて「健康」だったことが有り難いことだったんだなぁと気づく。
当たり前のように傍にいた人がいなくなって、初めてその人にとても支えられていたんだなぁということに気づく。
温かいごはんを食べられる幸せ、とか、誰かと楽しく話したり、面白い映画とかテレビとか見たりしてその感想を言い合えたり…本当はそれが一番の幸せなのですよね。
それさえも、できなくなってしまう人たちがいる。
いろんな理由で、当たり前のことが、当たり前じゃなくなる場合がある…。
こういう風に書くと、悲しいことばかり、つらいことばかりと思えるかも知れませんが、実はそればかりではないんですよね。
気づくことが出来れば、変えることが出来る。
病気になって、健康が有り難いと思えたら、前よりもっと気を遣うようになるし、それでお世話になった人たちが居たなら、その人たちに感謝が出来る…。
minatoさんが、彼氏さんに感謝してるように。
どんなきっかけだって、縁があってそうなったのですから、私は祝福したいと思います^^
全然、悪いとは思いませんよ? 本当に、良かったですね。
素敵な彼氏さん、大事にしてください。
私の4歳の誕生日を祝って下さって、どうもありがとうございました。
minatoさんも、これから治療を続けていく上で、いろんなことがあると思いますが、絶対に諦めないで、彼氏さんと二人三脚で、頑張っていって下さい。
応援しています。
寒くなりましたので、minatoさんもご自愛下さい。
ありがとうございます。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
それでは、コメント欄に返信する形を取らせていただきますね。
まずは、子宮内膜増殖症と診断されて、掻爬を経験され、体がんではないとのこと。
でも、既婚であるけどもお子さんは望まれてないということで、主治医から子宮摘出手術をすすめられている、とのことで、よろしかったでしょうか。
病気が判ったばかりで、今後のことについても、かなりの不安を抱えていらっしゃるようですね…。
私も経験してきたことですので、それについては本当におつらい想いをされたんだろうなとお察しいたします。
ですが…申し訳ありませんが、コグマさんは、このブログの冒頭の「ようこそ。」という記事は読んでいただけましたか。
その中に、過度の愚痴コメントや日記コメントはご遠慮下さいと書いてありませんでしたでしょうか。
それに、私は、一患者のボランティアで、報酬をもらって手助けをする医師やカウンセラーではない、と書いてありますね。
申し訳ないのですが、コグマさんがいくら病気に対する不安や医師への不満や、そういう類のものを私にぶつけられても、私には何も出来ないことをご理解下さい。
この病気を受け入れること、そして病気を理解し、治していこうと気持ちをシフト出来るのは、コグマさん自身の力でしか出来ないのです。
コグマさんがコメントに書かれていることは、そのほとんどが、コグマさんの主治医と、そしてご家族と十分相談された上で、コグマさん自身が納得し、決断しなければならないことばかりです。
赤の他人の私が、こうした方が良いですよ、と言えば、コグマさんはその通りにされるのですか? 違いますよね?
「このブログを訪れて下さった方へ」という記事の中にも書いてあることですが、
今の主治医に不満がある・納得が出来ないのならば、病院を変えたり、セカンドオピニオンを受けてみることも考えてみて下さい。
それと、ホルモン剤を服用しながら掻爬手術を続けていく治療が苦痛…というのならば、お子さんも望まれていらっしゃらないとのことですから、おそらく、子宮を摘出してしまった方が楽です。
手術を受ければ、一時期はしんどいですが、その時期を過ぎてしまえば、重い生理からも解放されますし、子宮の病気のリスクからも解放されます。
医師の考え方によっては、卵巣も一緒に摘出してしまうでしょうが、そうでない医師も居ると思います。
増殖症や体がんを引き起こす原因は、女性ホルモンの異常分泌によるものなので、その大元である卵巣は取ってしまう方がよいと考える医師が多いからでしょう。
でも、卵巣を取ったからといって、更年期症状が必ず出るとは限りませんし、これは取ってみないと本当に判りません、個人差が大きいので(ちなみに私はほとんどありません)。
また、更年期症状が出ても、漢方薬の服用等で軽減する試みも実際に行われています。
それに卵巣を取ることのリスクばかり上がってますが、残すことのリスクも、もちろん考えなければいけないでしょう。
卵巣の病気(がんも含め)、女性ホルモンの異常分泌で起こる病気は乳がん等もあります。婦人科のみならず、乳がん検診も受け続けた方が良いでしょう。
コメントの多さを見ると、相当にまいっているような感じを受けましたが、コグマさんは、まだ、増殖症の段階です。
がん細胞は出ていない…体がんになった訳ではないですよね。
正常ではない細胞がある、ということです。異型増殖症というのは…。
私は、増殖症を過ぎて、体がんになった人間です。もう、子宮も卵巣もありません。
だから、それ以前であるコグマさんならば、
体がんになる前に何とか手を打とう、
今、治療を頑張ってがんにならないようにしよう、
ダイエットが出来るならダイエットをやってみよう(脂肪からは女性ホルモンに似た成分が分泌されていることが判っています。先天性のホルモン異常でない限りは、肥満もこの病気の原因の一つです)、
というように、そういう風に捉えて、今後のことを考えることは出来ませんか?
上記の記事にも書きましたが、病気になったこと=転機と考えて下さいませんか。
今までの自分のままでいたから病気になった、ならば、今それを変えなさいというメッセージが来たんだと思ってもらえませんか。
まず、この病気のことを勉強して、よく知って、受け止めて下さい。必要以上に怖がらないで下さい。
そして、これはコグマさんの病気だし、コグマさん自身の人生に関わることです。
他人に相談して答えが簡単に出るなら、みんな悩んだりしないでしょう。
自分が一番どうしたいのか、自分の人生を考えたらどういう道を選択した方が良いのか…よく考えてみて下さい。
増殖症と診断されて、一生懸命に治療に取り組んでいる方はたくさんいます。コグマさんだけじゃないですよ。
きちんと説明をしてくれる・話を聞いてくれる医師を見つけ、ご主人やご家族とよく話して、不安な気持ちも全部話して、支えてもらって下さい。
必要なら、専門家(心療内科等心の病気を専門とする所)へ相談に行くのも良いと思います。
優しくなくてすみません。
でも、私も、ただの一患者だし、私が出来ることには限界があります。
病気の母の事もあるし、コグマさんだけがここに来るわけではありません。
どうか、ご理解いただけたらと思います。
コグマさんがこの病気を理解し、治そうと強く立ち上がって、納得のいく方法で治療を続けて行かれることを願っています。
コグマさんの一念が、何よりも大事なのです。
ご自分の最大の敵は、自分の思いこみや不安から起こる弱い自分です。そして、同時に最大の味方になれるのは、自分の強い一念、病気に負けないという心です。
私は、このことをずっとブログで言い続けて来ました。
弱い自分が居てもいいですから、それに完全に負けないで、どうか前を少しでもいいから向いて下さい。
コグマさん、応援しています。頑張って下さいね。
投稿: 藍琉@管理人 | 2011年11月23日 (水曜日) 12:44