ともだち。
友だちに会えるのは嬉しいけれど、
「子ども」が一緒だと、やはり、少しだけしんどいね。
見に行くのは、子ども服。
食べる物も、帰る時間も、子どもが優先。
話すことも、もちろん、子ども。
産んだ時の痛さから始まって、延々、そのたぐいの話ばかり。
おむつを取り替えたり、確認したりするから、
私は行きたくも近寄りたくもない、
「赤ちゃんルーム」という施設に行くことになる。
そこに行けば、彼女以外の、たくさんの子連れの親子ばかり。
他の友だちはみんな行くのに、
私だけそこへ行かないなんてことは出来ないしね。
これからしばらくは、
このしんどさと付き合わなければいけないんだなと思うと、
心がとても痛いけれど、
これも仕方のない現実なんだと覚悟を決めていかなくちゃ。
それが、この病気で背負った重み。
他の友人たちもまた、
「藍琉だって、結婚しないとは限らないじゃない。」
って言ってきた。
いやいや、私は除外して、本当に。
私は、するつもりはない。
みんなが私の幸せを願ってくれるのはありがたいけれど、
みんなが幸せになる確率より遙かに低い現実を、
忘れることは出来ないの。
貴女たちこそ、
子どもが産める今のうちに、早く幸せになって欲しい。
これは本当の気持ちだ。
子どもが産めるのにタイムリミットをむかえるのと、
産めなくなったのでは、雲泥の差だし。
とにかく、みんなには、私のようになって欲しくない。
私は私の幸せをいくから、
みんなはみんなが掴める「女の幸せ」を掴んで。
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