2019年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

airu on twitter

- INFOMATION -

  • □ゲストブック・「いっしょにあるく。」

    当ブログのゲストブックです。ご意見・ご感想・ご自分の病気のこと等、ひとこと残してくださいね。そして、病気と向き合って頑張っているひとは自分だけじゃないよって思ってくださいね。

  • □管理人 on twitter

    Twitterボタン
    Twitterブログパーツ

    メッセンジャーに代わり、twitterを導入することにしました。

    私のわかる範囲内でならば、質問・相談等にお答えすることが出来ます。
    が、医療関連・医師の判断が必要な事等にはお答えすることは出来ませんので、あらかじめご了承ください。

    Twitterについてはこちらを、使い方についてはこちらをご覧下さい。
    お気軽にフォローしてくださいね♪

    ※管理人宛メッセージの送り方:
    先に上記の管理人アカウントをフォローして下さい。後日、私がフォローを返した後(相互フォロー状態)に、「D」を使うダイレクトメッセージを使用してメッセージを送って下さい。
    できるだけ「@」を使う返信はご使用になりませんよう、お願いいたします(ブログ上のガジェットに内容が表示されてしまうため)。



  • □管理人へメール

    メールは、コメントでは書きにくいことがある場合や、直接管理人にメールしたい時、お気軽にご利用ください!

    ※ブログやコメント、ゲストブックに関するきまりごとが、トップ記事・「Message」内にあります。一度ご一読くださいます様お願いいたします。
    お気軽にコメントやゲストブックに書き込みいただけると嬉しいです^^


    ※病気だけど、負けずに頑張っている方のサイトやブログ等のリンクは随時募集中です。一緒に頑張りましょう!

    ※当ブログはリンクフリーです。リンクのURLは、http://im-standing.cocolog-nifty.com/ でお願いします。相互リンク大歓迎です^^
    ただし相互リンクは、増殖症や体がん関連の個人サイト・ブログに限ります。
    リンク集サイト等の相互リンクは、申し訳ありませんが受け付けておりません。相互リンクのご希望で当ブログURLをリンク集サイトへ掲載した場合は、削除していただきますようお願いいたします。

アンケート実施中です!

  • もしよろしければ、このアンケートにご協力をお願いいたします! このアンケート設置については、こちらの記事をご覧下さい。

カテゴリー

カテゴリー「16-ひとりごと・つぶやき」の15件の記事

管理人のひとりごと。

巨大地震発生。私は無事です。(追記あり)

2011年3月11日、東北地方を中心に巨大地震が発生しました。
まずは、この地震により多大な被害を被った方々に、心からお見舞いを申し上げます。。

私の住んでいる地域でも、地震発生当時は震度5強を観測し、その後、隣県の震源地の連動により、数分~数十分おきに震度1~3程度の余震が夜通しで断続的に起こっている状態です。
幸いにも私の家の周辺のライフラインは無事でしたが、県内は、停電・断水などの被害があった地域があり、残念なことに死者も出ています…。

家の中は、棚の中のモノが落ちたり、コップが割れたりと散乱しています。
コップは片付けて掃除機をかけましたが、その最中でも余震が襲ってきます。
でも、母のことが心配で、飼っている猫をケージに入れてクルマに乗せ、昨日の夜7時頃になってようやく病院に向かうことが出来ました。

母の居た療養型病棟は、かなり被害が大きかったようです。
食堂の蛍光灯が落下したり、水が出なくなったり、階段の壁には亀裂が入って一部がはがれおちていました。。

患者さんたちは全員リハビリ病棟へ移動されていて、母もみんなと一緒に横になっていました。
あまりにもたくさんの患者さんが居たので、母が何処にいるかわからずウロウロしていたら、母を担当してくれている理学療法士さんが案内してくれました。
大きな揺れだったので、母はかなりびっくりしたようで、少々疲れている表情をしていました。
が、私の顔を見ると安心したのか、泣き出しました。
大丈夫、猫も、兄弟もみんな無事だよ、と伝えると、声を上げて泣いたので;、私も泣きそうになってしまいました。
面会時間も過ぎていたので、昨日はそれだけで帰りましたが、今日、以前この病院に来た時に入った病棟の2階へ移動したと病棟師長さんから先程電話がありました。心配しないでください、と。。

今も、本当は病院に向かいたいのですが、家のことも心配で、余震も本当に頻繁で、動けない状態です。
母の傍に居てあげたいのに…。
こういう時、身体がふたつあったらと思います…。

このブログを読んで下さっている方々で、今回の地震の被害に遭われた方々もいらっしゃるかと思います。
どうか、最新の情報に注意して、津波・森林や住宅火災・電気の漏電・便乗する犯罪などに十分注意して下さい。
避難をする時は、家のブレーカーを落としてから避難して下さい。ひとりで行動せず、みんなで声を掛け合って避難して下さい。

被災地以外の方も、大規模停電回避のため、節電を頑張りましょう。
使っていないテレビ・家電製品・ポットや洗濯機等のコンセントは抜き、待機電力を切りましょう。
照明はこまめに切りましょう。冷蔵庫の開け閉めは最小限にしましょう。

===================

節電についての追記:
各電力会社の情報を見て、判断して下さい。
現在、西日本にお住まいの方は、節電の必要はありません。

東日本と西日本では、電力の周波数が違います。
西日本から電力を送るには、3箇所の変換機から東日本の周波数に変えて送る必要があります。が、この電力には上限があります。一度にたくさんの電力は送れません。
体調に不安がある方、暖を取る必要がある方など、無理して節電をしないようにして下さい。必要な電気は有効に使って下さい。
関西電力公式発表は こちら
ですが、節電することは決して無駄なことではありません。エコにもなるし、間違いなく電力は東日本へ送電されています。必ず被災地の役に立っています。

嘘の情報・義援金集めなどの詐欺には気をつけて下さい!
電力会社の社員を名乗って家に尋ねて来て、よからぬ事をする詐欺情報が出ています。
また、友人から送られてきたからと、「嘘の情報」のメール(チェインメールと言います)を、不用意に知人へ流さないように気をつけて下さい。

=====================

世界の人々が日本のために祈ってくれています。
Pray for Japan(日本のために祈ろう):
http://matome.naver.jp/odai/2129985372846288901
twitter:#prayforjapan
http://twitter.com/#!/search/%23prayforjapan

これ以上の被害がでないことを祈って…。

このブログを訪れてくださった方へ

病気になったり、その一歩手前で不安に思って、必死でネット検索してここへたどり着く方々…。
本当に、不安で悲しくて、押しつぶされそうなお気持ち、私も経験してきたから解ります。

本当は、こんなこと、書きたくはないのですが…敢えて記事にさせていただきたいと思います。。

私は、一患者として、自分の体験してきたことをここに公開しています。
体がんの一歩手前である「子宮内膜増殖症」から、「体がん」に移行して、手術をし、子宮と卵巣を切除して、3年経ったところです。
その経験から、同じ病気になった方への情報提供、治療の役に立てればと思い、判る範囲での質問にお答えしたり、励まし合って頑張っていきましょう、って、何度も記事やコメント内で言ってきました。

ですが、最近、記事類も読まず、ただひたすら、自分がつらい、悲しい、不安だ、と訴えてくる方が多くなっている気がします。
「コメントする際のお願い等」、トップ記事にも目を通さない方も多い気がします。(つまり規約違反をしている方が居るという事です)

申し訳ないですが、私は優しくありません。
優しく慰めて欲しいと思っていらっしゃるのならば、私に過度な期待はしないでいただきたいです(中には叱りとばされた方も居ますよ)。
私は、皆さんの心をケアするカウンセラーでもなければ、報酬をもらって手助けする医師でもありません。
ただの「一患者」の、ボランティアです。

確かに、病気になってつらいのはわかります。
「増殖症」や「体がん」という病気は、周りに経験者も少ないでしょうし、私もそうでしたが、病気になったことのない人に話しても、なかなかわかってもらえないことが多いです。
だからこそ、いろんな記事でも書いていますが、泣いて泣いて、泣けるだけ泣いたら一人立って自分を支える強さを持って欲しい、前を向いて、病気になった自分と向き合い、病気に負けないと強く思って治療を頑張って欲しい…何度も何度も書いています。

特に「増殖症」と診断された方…

確かに「前がん状態」なのは間違いないですが、まだがんだと決まった訳ではありません。
これからの治療次第では、「体がん」になる前に手が打てる事もあるかも知れません。
まだまだ諦める段階ではないと私は思います。
今できる事に全力を尽くして、病気が進行しないように食生活に気をつける、ダイエットが出来るならやってみる、医師とよく相談して副作用に気をつけながら薬を指示通り飲み切る、まだいろいろやれる事があるはずです。
もうやる事はない、やれる事は全部した…そう言い切れるまで、手段が残されているなら全てやってみる。
病院や医師が自分に合わないと思ったら病院を変えてみる。
自分でできるあらゆる事を、考え方を変えてみたり、視点を変えて考えてみたり、あらゆる事をやってみる、そういう努力を忘れないでみてください。

それから、もう一つ考えてみてください。
「体がん」になって、子宮や卵巣をなくした私のような「体がん」の患者さんが、ここにはたくさん来ます。
その「体がん」の患者からみたら、手術を受けた患者さんからみたら、「増殖症」の皆さんは、まだ何とか出来る段階だとは思っていただけませんか?
「体がん」の患者さんに向かって、生理がつらい、大量出血が苦しいと訴える事、どう思いますでしょうか?
みんながみんな、それぞれ苦しみ・悲しみを抱えています。皆さんも患者だけれど、その苦しみ・悲しみを訴え、聞いてもらおうとしている相手も患者なんです。

あと、「増殖症」や「体がん」になった方、心当たりはありませんか? 病気になるまで何もせず放っておいた――どうでしょうか?
そんな自分を反省することも忘れないでください。
誰のせいでもないんです。周りのせいでもない、環境のせいでもありません。
先天性の原因(元々のホルモン異常や遺伝子の異常)以外でこの病気になった方々は、大部分が自分のせいです。
婦人科にもかからず、通常の検診やがん検診もせず、ずっと放っておいた自分をよく見つめてください。
そして、今までの自分を変えること。今までの自分のままでいたから病気になったんです。変えなければいけない部分が必ずあるはずです。
それから、病気を治すにはどうしたらいいか? 医師任せにするのでなく、自分で何か出来る事はないか? 考えてみてください。

病気になったことは、本当につらいし悲しいと思います。
何で私だけ…? そう何度も思いました、私も。
でも、病気が見つかったこと=転機だと考えてみることもおすすめします。
病気がもたらすことは、必ずしも悪いことばかりではないです。
病気になって初めてわかることもあるし、いつか、病気になって良かったなと、一つくらい思える「何か」が、きっと掴めると思います。

すみません、冷たい・偉そうな言い方をしてしまって。
私も、未熟なただの人間です。全部を受け止めきれる程、人間出来てないんです。
それに、母の病気の事もあるし、あまり余裕がないのも事実です。

私の言いたい事、病気に立ち向かって欲しい事…全部このブログの記事に書いてあります。
お手数ですが、記事に目を通していただいた上で、コメントなりメールなり、何か感じるものがありましたなら、お寄せいただきたく思います。
トップ記事の「コメントする際のご注意」等をご理解いただけない方、何だこの管理人ムカツク! と思われた方は、そのままお帰りくださいm(_ _)m。

「いっしょにあるこう。-子宮体がん・闘病記-」管理人・藍琉(あいる)

「子宮がん」一括表記をやめて! 日本産婦人科学会、厚生省に要請。

6月12日、日本産婦人科学会が、厚生労働省に「子宮がん」という表記を使わないよう要請したというニュースが、マスコミ各界に取り上げられました。

このブログのトップ記事「Message」にも書いていますが、「子宮がん」には、私が患った「子宮体がん」と、もうひとつ「子宮頸がん」の2つがあります。

頸がんに関しては、子宮の入り口にがんが出来ること、原因もヒトパピロマウィルスの感染によるものと判明しており、早期にワクチンを接種すれば予防する事も可能ながんです。
しかし、体がんは、主にホルモン異常によって厚みが増した子宮内膜ががん化するものであり(体部にできるがん)、頸がんとは発生も進行も違うものです。

一般的に「子宮がん」と言うと、ほとんどの方は「頸がん」の事をまず思い浮かべると思います。それ程、「体がん」の認知度は低いのが現状です。
更に、一昔前は閉経後の女性がなる病気とされていましたが、近年は「体がん」に若くしてなる女性も急増していて、そのことはここのブログに設置している「体がん年齢アンケート」の結果を見ても明らかで、20代~30代、40代…とても「体がん」になる女性は増えています。

私も、この日本産婦人科学会の提案には大賛成です。
「子宮がん」と一括りにされてきたことも、「体がん」の認知度が低すぎる一因になっていると思うし、若年性体がんになる女性も増えている今、きちんと2つの子宮がんをわけて呼称する・表記することで、「頸がん」と「体がん」、ふたつのがんがあることをもっと世の中の女性の皆さんに知ってもらいたいのです。
ふたつのがんがあると知れば、それぞれに検診の必要があることもわかるし、頸がんに至っては、唯一「予防が出来るがん」です。
日本では導入が遅れていた頸がん予防ワクチンもようやく認可され、接種が開始されています。そのための費用を助成する自治体も徐々に増えています。

頸がんにせよ、体がんにせよ、まずは検診を受けに行く女性がもっともっと増えなければ、予防も対策も何にも出来ません。
政府が発行してくれた「無料クーポン」も活用して、もっともっと検診に行く女性が増えてくれたらと切に願います。
特に、早期発見が出来ない場合、それに加えて体がんになった場合は…私のように、もう子どもを自分で産むことは出来なくなってしまう事も少なくありません。
今、自分がここにいるのは、ずっとずっと何代も何代も昔から続く家の歴史があるからです。
でも、子宮も卵巣もなくなったら、その歴史を続けることが出来ません。
私の家も、私ではもう子孫を残せません。
愛する人の子どもを産めません。
少子高齢化社会にも大きな影響が出ます。

大袈裟な話ではありません。それが、私たち「体がん」で手術をした女性みんなが背負っている現実です。
そんな風になって欲しくないんです、今、健康で元気に生きているほとんどの女性の皆さんには。。。

「子宮がん」表記をなくし、「頸がん」「体がん」とわけることは、がんを知ってもらう第一歩だと思います。
政治を行う政治家の皆さん、厚労省の皆さん、私からもお願いします、是非、「子宮がん」表記を使わないようにと定めてください!

関連リンク(後日リンク切れになる事もあります)
「子宮がん」使わないで…日本産婦人科学会(YomiDr.)
子宮がん:一括表記やめて 実態把握へ「頸」と「体」区別 日本産婦人科学会が要請へ(毎日.jp)
「子宮がん」総称やめて 日本産婦人科学会が国に要望書(日本経済新聞)
「子宮がん」使わないで、産婦科学会が要請決定(yomiuri online)

Yell

今日、何かをがんばる、あなたへ。


病院に行って、診察・検査を受ける、あなた。

同じく、検診・検査の結果を聞きにいく、あなた。


今日、がん検診を受ける、あなた。

今日、手術を受ける、あなた。


毎日、つらい症状・後遺症に悩んでいる、あなた。

毎日、一生懸命、がんとたたかう、あなた。

毎日、生きることを頑張っている、あなた。

それを見守ってくれる、ご家族や友人の方々も…



みんな、みんな、負けないで、がんばって!!

みんな、みんな、ひとりじゃない、忘れないで。



あなたのいのちは、あなただけのものじゃない。

誰にでも、あなたのことを想う人は必ず居る。

自分のためにも、その人たちのためにも、がんばって生きよう。



もしひとりぼっちだと思っているなら、私がここにいます。

私は、ここで、みんなを、あなたを応援しています。

病気に負けないで、と、みんなを、あなたを励まし続けます。



時々は、休んでもいいから、出来るだけ、前を向いて。

がんばって、生きていこう。

あなたには、まだまだやることがたくさん残っているんだよ。

だから、いまを生きているんだと、私は思うよ。

がんばって、生きていかなくちゃ、ね?



今日、何かをがんばる、あなたへ。
心からのエールを、おくらせてください。

私から、みんなへ、あなたへ、届きますように…。


“がんばれ!”

2年前の夏…。

2年前の今頃は、入院・手術を受ける為の準備に追われていたんでしょうか。

明日は、私が手術を受ける為に入院した日、そして、22日は、また二つめの誕生日がやってきます。

今、『世界陸上』がベルリンで開催中ですね。
私が手術を受けた時は、大阪で大会が行われていました。
2年に1度のこの大会が行われると、やっぱりあの時のことを思い出します。毎日毎日、病室のテレビでこの大会を観ていました。消灯時間が過ぎても(笑、看護師さんと観てたりね(笑。
当時は、選手の皆さんからたくさんの勇気と感動と元気をもらっていました。

今年は何だか災害ばかりで、夏らしい夏という感じではありませんでしたけど…こうしてまた一夏を越えることが出来そうで、今まで無事に過ごせてきたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。

まぁ、まだ安心するのは早いんですけどね;。24日にCT撮影が待っていますから。きっと何事もない、と、自分に言い聞かせています。

少し早いですけど、術後丸2年をむかえる前の、ちょっとした感想でした。


以下はお知らせです。

「年齢アンケート」(PCのみ閲覧可)にたくさんのご参加をいただき、ありがとうございます。ですが、申し訳ありません、このアンケートは、「子宮体がん」になった患者さんが対象で、「子宮がん」全体を対象にしている訳ではありません。
「体がん」が若年層にも増えてきているという実態を調査する目的で設置しているアンケートになりますので、「子宮頸がん」になられた方、及びその他の子宮の病気で手術等された方は、申し訳ありませんが、投票をお控えいただきますようお願いいたします。m(_ _)m

それと、もう一つ。最近、管理人宛にメールされる方及びこのブログへコメント下さる方の中に、トップ記事の中にある「ブログについてのご注意」を読んで下さってないな…と思われる方が増えてきています。
ご面倒でも一度こちらに目を通していただいてから、メールやコメントの書き込み等していただけたらと思っています。うるさい事を言ってすみませんが、同意していただけない場合は、申し訳ありませんが別の所へ行って下さい。

皆様のご協力を、よろしくお願いいたします。

今、不安を抱えている人へ。

この記事は、過去に私が書いたものです。
いつでも読んでいただけるように、サイドバーに記事をリスト化することにしましたので、加筆修正し、再掲します。

季節の変わり目は、病気が判る人が増える時期です。
今、不安を抱えている方へ、私から伝えたいことを、ここに記しておきたいと思います。

季節の変わり目になると、病気が判る人が増えるんだそうです。
私も、冬から春へと変わった4月、「体がん」だと確定しました。
いろんな過程を乗り越えてきた私が、今、書けること……。

病気が判ったばかりの人には…

 泣けるだけ泣いて、気の済むまで落ち込んだら、
 上を向いてみよう!
 あなたは、ひとりじゃないよ!

今、病気とたたかっている人には…

 心の持ち方次第で、いろいろな事が変わる。
 病は気からは本当。
 自分が変われば変わることがたくさんある。

特に後者は、病気じゃなくても、健康な人にも言えることなのかも知れません。

諦めたらそこで試合終了だよ、とは、どこでもよく見かける言葉。
でもこれ、本当だと思います。

病気になって、いろんなことが不安で…悲しくて辛くて仕方がない。
…私もそうでした。同じ想いをしてきました。
でも、自分が「病気になんか負けないぞ!」と強く思わない限り、自分で自分の味方にならない限り、前には進めないと私は思います。
「弱い自分の思い込みに負けること」が、一番良くないと感じます。

例えば、検査の結果を待つ時。

悪くなっていたらどうしよう、悪い結果が出たらどうしよう…ついつい悪い方のことばかり考えてしまいがちですね。
でも、結果って、悪いことだけじゃないんですよ。
良い結果もあります。変わらないこともあります。
「悪い」という1つの結果「だけじゃない」んです。

悪いことばかり考え続けていると、強いストレスが精神にかかります。
ストレスがかかると、免疫力が落ちるというのは、いろんな研究結果で明らかになっています。
つまり、この時点で「自分の一辺倒の思い込み」に負けているということになります。
未来は誰にも判らないのに、自分でその未来を決め付けて、勝手に落ち込んでいる状態です。
そして、何事もないと判った途端に大喜び…まさに落ち込み損です;。

私の親友にKという人が居ます。彼女は、考え方に癖があって、「悪い結果だった時のことを前もって考えておき、そうなった時に備えるの。その方が受けるショックが少なくて済むから」と私に言ったことがあります。
それは間違ってないです。自分を守る思考の「自己防御」という作用の一つです。
でも私は、それをあまり薦めたくはありません。何故なら、結果が判るまで、ずっと苦しみ続けることになるからです。その間にどんどん免疫も落ちてしまいますしね。

だから私は、いろんな人に、こう言ってきました。
「その時になったら考える」ということも、やってみて欲しいと。
実際、その時になってみなくちゃ、わからないことだらけじゃないですか?
前もって最悪の事態を想定してても、いざ最悪の状態になった時、想定してた対処法が役に立つとも限らないでしょう?
予想通りにことが進んで全部が全部上手くいくなんて、滅多にないことですしね。

悪いことばかり考えて、メソメソしているより、なるべく早くそこから脱出して、「今」という二度と戻らない時間を、「今」しかできない何かに使う。その方が、心にも身体にも良いと私は思うのです。

がんだと判った時、私は、とにかく気晴らしに出かけました。
一人で行動するのは、団体行動するより好きなので、一人で色んな所へ行ったり、映画やDVDを見たり、本を読んだり…とにかく色んな気晴らしをしました。
そしてなるべく笑い、泣き、とにかく感情を閉じ込めておくのをやめました。
悪いことばかり考えそうになったら、すぐそれを口に出して否定しました。
(↑これは自分の思考パターンの癖を変える心理的癖づけです。騙されたと思ってやってみて下さい、効果ありますよ。)

支えてくれる人がいるなら、その人に甘えても良いと思います。
病気になった時くらい、甘えましょうよ。
喧嘩したって良いです。私も母と喧嘩しました(笑。今思えば、あの喧嘩がなかったら、わかりあえることはなかったと思っています。

支えてくれる人が居ない人も…たぶん、いますよね。
もし居たら…自分を大事にして欲しい。強く居て欲しい。自分で自分を支えるために、大地を強く踏みしめて。
でも忘れないで欲しいことがあります。同じ病気と頑張って闘っているひとは、世界中に居ます。あなただけじゃないんですよ。

弱い自分自身に勝って、頑張ってみませんか?
自分の心持ち次第で、いろんなことが変わっていきます。
自分の中で見方ややり方が変わっていけば、周りも、人も変わります。

全ては、自分のこころが決めているんですよ。

この記事を読んで下さった方が、少しでも不安を少なくできて、自分の力で立ち上がって少しでも前に進むことが出来るようになってくれたら、私はとても嬉しく思います。
長い文章で申し訳ありませんが、最後まで読んで下さってありがとうございました。

いっしょに、頑張っていきましょう。
いっしょに、あるいていきましょう。

負けないで。
どうか、負けないで。

「独り」ということについて。

先日、このブログを見て下さった方から、メールフォームよりメールをいただきました。
が、お返事を書こうとしたら、メールアドレスが書いてなくて、送れませんでした。
なので…ちょっといつもと違う、私の個人的な想いを記事にして、お返事の代わりに掲載することにしました。

テーマは、独身で、恋人も居ない私の、将来のことです。

いつも人には、”ポジティブに! 前向きに!”と叫んでいる私ですが、それは病気に関することばかりであって、このテーマに対しては…私自身、かなり後ろ向きだったりします。
過去の記事中には何度か書いたことがありますが、こうしてこれだけのために記事を書いたことは、そんなにありませんでしたね。

元々私は、縦にも横にも大きい体格のせいもありますが、この手の分野にはあまり縁がない女でした。
人間は外見より中身だ、とよく言いますが、それは私から見たら大方ハズレ。だいたい外見で決まってしまうものです。
もちろん、内面からにじみ出るものがあるのは知ってますが、それを抜きにしても、やっぱり人は外見で決まると思っています。
だから、私のように容姿が悪い女は、現実問題、相手にされる確率が物凄く低い。故に、この手の分野において、私は全く期待も何もしておらず、この病気になる前も、「結婚も出産も無理だしどうせしない」と思っていました。

あ、言っておきますが、私自身は人の外見は全く気にしません。自分が気にされるから、人にはしない主義です。だからイケメンが好きとかそういうのは全くありませんよ、念のため(笑。第一私は人の外見で人を好きになることはないですから。

あ、好き、という事が出てきましたので…
もちろん、こんな私ですが、恋愛はしたことあります。
過去には、結婚しようとしていた人も居ました。
遙か昔の話ですが。
物好きな方もいらっしゃるようで(笑。

が、これらは全て、病気になる前の話です。
元々「私には縁がない」と思っていた分野です、病気になって、健康な女性なら誰もがあるべき「もの」をなくしたこの「ハンデ」を背負い、愛する人の子どもを産めない・子孫を残せない現実を背負った今、ますます私は「縁がない」と思うようになりました。

もともとそれに対して夢をあまり持ってなく、そして私が現実主義ということが、余計に拍車をかけていると思います。

□■□人気ブログランキングに参加中♪□■□

続きを読む "「独り」ということについて。" »

悲劇の主人公のままでいるのか、それとも、勇気を出して立ち上がるのか?

…すごいタイトルでごめんなさい(苦笑。

このところ、季節の変わり目が訪れてから、私の所にも、病気に関する色々な相談や悩みが寄せられるようになりました。
季節が変わると患者さんが増える、とは、私の大先輩が教えてくださったことで、四季の移り変わりとともに、前の季節で頑張りすぎた影響なのか、病気になる方が増えるそうです。
気が抜ける、と、表現されていましたが。

で、私の所にくるのって、圧倒的に「不安です」「怖いです」「辛いです」というものです。
…当然です、「がん」になったのですから。
いくら「がん」は今は治せる病気だと言われても、現実的に、それぞれの身近な方々にも、そして有名人でも、「がん」で命を落とす人は後をたちません。
私だって、このブログの記事で、「告知」を受けた後は、辛くて悲しくて、怖くて辛かったです。読んでもらえたら解ってくださるかと思います。
だから、「がん」と「死」とは、切り離せないものだと思います。

だからこそ、少しだけ、考えて欲しいことがあります。
「どうしてあなたはそんなに怖い・辛い・悲しい・不安と思うのですか?」

…私は、「もっと生きたい」「死にたくない」と思うから、だと思っています。

□■□人気ブログランキングに参加中です♪□■□

続きを読む "悲劇の主人公のままでいるのか、それとも、勇気を出して立ち上がるのか?" »

再掲:今、病気になった人に伝えたいこと。

過去に書いた記事なのですが…最近、季節の変わり目もあって、
このようなことに悩む方がたくさん出てきたので、
再掲したいと思います。

☆「今、病気になった人へ伝えたいこと」
http://im-standing.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/7_f225.html

携帯電話からアクセスの方も…読めるかな?

確かに、不安になるなというのは、無理な注文です…。
でも、自分の思い込みによるストレスは、
体と心へかなりの負担をかけます。
ストレスは、病気には一番良くありません。

結果はひとつじゃない、ってこと、考えて欲しいです。
「悪い」だけじゃない、「良い」も、「変わりない」も、あるってことを。

自分の心持ち次第だよ、ってことを。

□■□人気ブログランキングに参加中です♪□■□
        ↑ Clickで応援よろしくお願いします^^

それぞれの道を歩いていく。

一口に、「増殖症」や「体がん」と言っても、みんなそれぞれ中身は違う。

「増殖症」にも3つのパターンがあって、
単純型、異型、複雑(混合)型、とある。

おそらく、「子宮内膜掻爬手術(検査)」を受けて初めて判明する種類だ。
この型の違いにより、治療方法もわかれていく。

この手術で確定するもう一つが、「子宮体がん」。
私もこれで確定した。
(体がん検査であきらかに陽性が出た方でも、掻爬はすると思う。)

体がんにも、実は、発見された時期による進行具合で、
たくさんのパターンがあって、治療法もそれによって大きく変わり…、
大まかに3つにわかれる。

  1. 黄体ホルモン(ヒスロンHなど)を服用して、がんが消える例
  2. 1.を経て薬が効かなかった、あるいは、薬物治療できない段階で手術
  • 手術をしたが、卵巣は残した
  • 手術をして、子宮と卵巣、両方とも摘出したが、リンパは生検のみだった
  • 手術をして、子宮と卵巣、両方とも摘出し、リンパ郭清をした

   3.  2.を経てのち、加療(抗がん剤)を使用した

ひとつの病気だけで、こんなにもたくさん枝分かれしている。
みんなそれぞれの道を選んで、そして、乗り越えてきた。

でも、目には見えないけど、必ず線引きされている。
例えば、1.の人は妊娠できる可能性が残されているが、2.以降の人には無い。
例えば、2.で卵巣を残した人は、卵巣機能がなくならない限りは、更年期症状に悩むことはほぼない(と思う)。
例えば、2.でリンパが生検のみだった人は、リンパ浮腫になる可能性が郭清した人よりは低い。
例えば、2.でリンパ郭清までしても、抗がん剤をしなくて良かった人も居るし、抗がん剤を経験された方も居る。

病名・診断名は同じでも、みんなそれぞれ違うんだ。
決してそれを忘れてはいけないと、私は思う。

同じ病気でも、私には、加療をされた方の気持ちや苦しみは解らない。
リンパ郭清をし、リンパ浮腫になる可能性と日々隣り合わせで暮らす、または、実際にリンパ浮腫になって毎日つらい症状を抱えている方の気持ちや苦しみは解らない。

加療を受けた方の闘病記を拝見すると、その壮絶さに涙が出る。
リンパ浮腫と闘っている方のお話を伺うと、本当に毎日が辛いんだと知り、胸が痛む。

だから余計に、今、自分がおかれている状況がとても恵まれているんだということに、感謝しなければいけないと思う。

みんな、つらいよね。
病気だって判ったばかりの人にとっては、本当につらいよね。
でもね、そこですべてが終わるわけじゃないんだ。
これからまだまだ、続いていくんだよ。
それぞれが自分で選択した道の続きを、歩いていかなければいけない。

道は途切れてはいない、ずっとずっと、続くもの。
”寿命”という終着点が来るまでは、歩き続けて行かなくちゃ。

みんな、それぞれ歩く道は違っても、隣の道には、誰かが居る。
ひとりぼっちで歩いている訳じゃないから。

私も頑張るよ。
あなたも頑張ろう。
思いやりを忘れないで、歩いていこう。

□■□人気ブログランキングに参加中です♪□■□
     ↑Clickで応援よろしくお願いします。^^

より以前の記事一覧

がん・検診などの情報

  • □国立がん研究センター
    がんの情報は、「がん対策情報センター」の項目の中の「がん情報サービス」の「一般の方へ」というところをクリックすると見ることができます。子宮がんについても情報があります。リンパ郭清後に起こることがある後遺症の一つ「リンパ浮腫」についてのページもあります。
  • □子宮がん検診のすすめ
    国立がんセンターHP内にある、子宮がん検診について詳しく載っているページです。女性の皆さん、子宮がんには2種類あります。頚がんに加え、体がん検査も受けましょう!
  • □がん・ガン・癌スーパーリンク
    いろんながんについてのサイトやブログがリンクされているサイトです。

応援ありがとうございます^^

  • 参加中のブログランキングです。クリックで応援よろしくお願いします^^

    人気ブログランキングへ
    FC2ブログランキング

    ブログランキング・にほんブログ村へ
    にほんブログ村 病気ブログ 子宮がんへ
    にほんブログ村 病気ブログ 女性・婦人科の病気へ
    にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へ

    ☆ブログ村の体がんトラコミュです!
    ブログ村へ参加している体がん患者ブロガーさん、是非トラックバックしてみてくださいね!
    にほんブログ村 トラコミュ 子宮体がんを広めたい!へ
    子宮体がんを広めたい!

今を生きる、皆様へ。

RING -つながろう-

  • □うさぎの本宅
    管理者(ぴょんぴょん様)ご自身の体験から生まれた、子宮がんについてのHP。同じ病気と向き合う方々の集いの場や、情報発信元として、とても重要な場所になっています。
  • □子宮体癌パブリックスクエア
    子宮体癌、子宮肉腫、子宮内膜増殖症の治療・体験記録のあるホームページやブログのリンク集です。うさぎの本宅管理人・ぴょんぴょん様が主宰されています。
  • □週刊ぴょんぴょん
    “キャンサー・サバイバー”の大先輩! ぴょんぴょんさんの日常を綴ったブログです。にゃんこの「なちゃん」と「もーちゃん」にも和みますよ♪(体がん)
  • □20代で子宮体癌に立ち向かうミミのブログ
    キャンサー・サバイバーのお仲間であり、色々な苦難(HNPCC)を乗り越えて頑張っている“ミミさん”のブログです!(体がん)
  • □前向きにいこう(*^ー^)ノ
    キャンサー・サバイバーのお仲間、睦月さんの"前向き"なブログです。 いろんなことに頑張っておられます♪(体がん)
  • □うさちょんさんのブログ
    病気が判ってからすぐに「この病気を知って欲しい」という想いで立ち上がってくれた“うさちょんさん”の日常を綴るブログ。一生懸命、病気と、自分と、向き合っておられます。(体がん)
無料ブログはココログ